[2009/3/12]
梶原 健くん(学芸大附属) 東京大学 理科三類進学 ※梶原君の『声』

―GNOBLEにはいつから通いはじめましたか?
高1からです。有名な中山先生の英語の授業を受けたい、と思って入りました。
―第一印象はいかがでしたか?
ここで間違いないって確信を持ちました。
授業が楽しい上に、空気が引き締まっていました。
それに、GNOBLEなら、他に参考書とか問題集を一切やらなくてすむと言われましたし(笑)。
前から英文を読むやり方も、英単語を有機的に身に付けていくやり方もすごいと思えました。
分厚いテキストをガリガリやるんじゃなくて、その場で演習し、先生がすぐに添削してくれて、直後に解説してもらえるというスタイルも、とっても気に入りました。
授業がスピーディで、密度も濃いし、真剣に演習した問題の解説をすぐに受けられるので授業中の理解度が他とは違います。復習も楽だって思えました。
―復習はどのようにしていましたか?
音読中心です。
先生が音読の大切さを強調されるので始めてみたら、非常にいいなって実感できました。
誰かに話しかけるつもりになって音読をするよう指導を受けていましたが、それで英語のまま内容がしっくり頭に入ってくるようになれたし、音読していると授業の内容を思い出すんです。
しっかり解説していただいているので、それを思い出すのは結構復習効果が高かったです。
―音読していると授業の内容を思い出す、ですか?
はい。 「あ、ここで当てられたな」とか(笑)。
中山先生ってすごいなと思えるのは、扱った文章をほとんど覚えてるんじゃないかと。
「いついつやった文のどのパラグラフでこんな表現がありましたね」って、その英文をスラスラ言うんです。
先生が覚えてるんだったら、僕も、と思って意識的に覚えるようにしましたね。
それと「優しくて厳しい」ところがあって、図星のことをズバズバっと言ってくれるんです。
とってもよく一人一人のことを見てくれているというか、僕のこともよく知ってくれてるな、とわかる先生でした。
―授業の特長としてはどんなことがありますか?
受験に出そうな知識だけを扱うのじゃないことです。
英文は特に背景的なことがわからないとウヤムヤになっちゃいますが、先生は、本当に博識です。
英文の背景を大事にして、ホント生き生きと話して下さるので、そのジャンルの話がよくわかるようになったし、自分でももっと調べてみようというきっかけにもなりました。
それから、周りのレベルがとても高かったです。
僕と同じ学校でも「できる」って言われている人がGNOBLEにたくさん固まっていたし、他校の凄い人も集まっていました。
お互い意識し合えて、いい環境でした。
―東大の英語対策として意識していたことはありますか?
「速く正確に読む」ということは先生にずーっと言われ続けていて、常にそれを念頭において勉強していました。
東大の問題は、変なひっかけはないので、それができれば間違いないと思います。
―高1では古文もGNOBLEで習っていましたね?
はい。
僕は、行村先生がすごく好きで、授業が本当に楽しみでした。
行村先生は授業で暴れるっていうか、もう身体をはった授業で、見てるだけでも楽しいんです。
先生が「1年間だけ古文を受ければ絶対大丈夫」って断言してくれて、僕はそれを信じて、本当にそれだけで充分でした。
学校の予習もスラスラできるようになったし、高1だけで完成できたのは大きかったですね。
センター前でも「古典やんなきゃ」って苦労している人がたくさんいましたが、僕は他の科目に時間をかけられました。
だから、高1でも、高2でもいいですけど、GNOBLEで国語をとっておくのはすごくいいと思います。
―他にも後輩へのアドバイスはありますか?
中山先生の言うことを聞くっていうか、僕は先生の話をいつも参考にしていました。
たとえば、「睡眠は削ってもいいけど、そのリズムは崩すな」みたいな生活面のことも含めてです。
あと、自分が意識したのは、現役生は浪人生に量では勝てないから、同じ問題を何度も解いて完全に自分のものにすることを心がけていました。
それから、点数の目標を立てるのもいいと思います。
東大二次試験は、1日目(国・数)の配点200点のうち半分とって、2日目(理・英)の240点のうち9割とろうって計画しました。
GNOBLEでやってた英語は早くから固まっていたので理科に時間を割けました。
―受験を終えていかがですか?
終わってみたら、GNOBLEはやっぱり良かったなって思います。
先生も周りの生徒も熱意のある雰囲気がとってもよかったです。


※梶原君の『声』 後輩の皆さんへのアドバイスをお読み下さい。

 ※東大発表会場で、中山先生と握手をする梶原君