ヒトには五感があり、身の回りの様々な物事を感知します。
多くの植物は綺麗な花を咲かせ、昆虫などを引き寄せます。

このような、我々が当たり前のように感じる性質や生物たちの日常は、どのように生みだされたのでしょうか?
それは決して、初めから「こうすると便利だからこうしよう」という意図が働いた結果ではありません。
突然変異によって生まれた沢山の新しい性質のうち、奇跡的に生まれた「便利なもの」が子孫に受け継がれ、それらが長い時を通して積み重なった結果です。

そう考えると、ヒトなどの生物は、何億年も前から更新され続けてきた「奇跡を集めたアルバム」であり、生物を学ぶとは、そのアルバムの要素一つ一つの極めて効率的な側面をひも解いていくことと言えます。
生物は非常に魅力的で、面白い科目なのです。

授業では、このような魅力と面白さを、明るく、楽しく伝えていきたいと思っています。
一緒に頑張っていきましょう!